ポケモン採集の次は、テロリスト退治?

夏休みに入って初めての土日は、あちこちでポケモン採集の親子連れに遭遇した。

子供にせがまれて嫌々親が付き合っているというよりも、親のほうが楽しそうに眼を輝かせているのは、昆虫採集の光景とまるで同じに見える。

しかし、バーチャルな世界で何かをしても、嗅(きゅう)触の五感のうち 今のところ2つしか満たされない。

人間としてより、幸せや悲しみを強く感じることができるのはあとの3つで、その中でも嗅覚と触覚はより本能に、近い学習で変化することが少ない感覚であると思う。

ゆえに、この2覚こそが親が子供と共に育んでいく大切な感覚ではないかと思う。

夏の臭い、夏の肌を焼く太陽、川の水の冷たさ 夏ならではの体験できる「感」を親子で共有出来れば、視野を広く持てる人間が増えると思うのだが。

 

誰かをやっつけるためのモンスターを収集し、誰かと戦わせるのなら、町中に隠れていテロリストを暴きだし、処刑するゲームがでできてもおかしくない時代にだろう。